読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

勉強につまずく人のための英語学習ブログ

TOEICを3カ月で400点から900点にあげ、外資系企業に入ることができた筆者の体験を元にした英語学習ブログです。

I think...しか話せない女の子に英語を教えた、そしてうまくいかなかった話。

かつて、僕はセブ島に一か月だけ留学をしたことがある。休みがとれたのでのんびり時間を過ごすことが目的であった。そのときは、TOEICも900点程度とれているときなので英語には大きな問題があるときではなかった。韓国人と日本人が入り乱れ、毎日キムチを食べさせられる生活だったが、それもそれで楽しかった。

セブ島で出会った女の子

そこにいて驚かされたことがあった。ランチのときに、かわいい日本人の女の子がいて、ちょっと話してみると関西から来たということを教えてくれた。ちょうど顔なじみの韓国人がとなりの席にきた。女の子がその韓国人に、話かけようとした。なのに、言葉がでてきていない。緊張するほどイケメンでもないぞ。どうしたのかと、10秒ほど思案したら、女の子が僕に言った。

「『セブには1人で来たの?』って聞いてくれない?」

驚いた。そんな難しい文章ではないよな、なぜ話せない。僕は言われるがままに英語に翻訳して韓国人の彼に話しかけた。「そうだよ」と返事をしてくれた。そこでランチは終了したが、その他にも話を聞いてみたが、その女の子は英語がほとんど話せなかったのだ。「まじかよ...」と思うしかなかった。中一で習う疑問文すらつくれず、「I think..」で文章がとまっていた。それにI think といらない場面でもI think といっている。僕でいうと「well」「let me see..」「um」を表しているのか。

僕はその晩、ルームメートの都内某有名国立大学に通う同い年の圭佑に話しかけた。圭佑は言った。「ああ、あのI thinkの子?」やはり、同じことを言っている。圭佑はたたみかけた、「あの子はバカなのかな?」。圭佑の大学からすると偏差値は低いが決してFラン大ではないし、何より日本語で話していたら特に違和感なく普通に話せたわけだ。おかしい、何かがおかしいと思い。僕はI thinkの彼女と話すことに決めた。(決してかわいかったからでは....ない)

彼女と話すとやはり、一般常識がないわけではなく、そこらへんの女子大生と同じくらいだし、英語のTOEICの成績も300点後半だったので、絶望的な点数ではなかった。何かおかしいのかずっと考えたが、日本語で話してもわからなかった。またご飯の時間が来た。その子はかわいいので勝手に韓国人が寄ってくる。また、I thinkしか話せない。誇張しているわけではなくそれだけなのだ。どうやらまだ来て3日目らしい。その英語力で来てはだめだと言われなかっただろか。

 

 

さて、見ていて気付いたことがある。

考察してなぜ話せないかを調べてみた

 

1. 何も考えずにとりあえずI thinkと言っている

2. 文章はできないが、いくらかの単語は知っている

3. 簡単な英文読解はできて、かつ文章は理解できているようだ

4. 質問で相手が言っていることも理解できているようだ

5. なぜか単語をつなげただけの文章(?)は言葉にしようとしない

 

この考察をもとに、英語のアドバイスをしてあげることにした(すさまじく押しつけがましく聞こえるが、そこそこ英語ができる方に分類されていたので一応質問はいろいろな人からはされていた。先生が日本語できないので難しい点は日本人同士で教え合うのである。)

 

>1. 何も考えずにとりあえずI thinkと言っている

まず、I thinkとだけ言うのは辞めてもらったほうがいいということで、「so」「um」「yes」とか意味気にしなくていいから、間投詞っぽい(意味は特に教えず、単語だけ)ものをいくつか教えて、それを言うように言ってみた。ぎこちないけど、I thinkを言う頻度が減った。だが翌日からI thinkをいっていたので、I thinkは言っていいけど、ほかの単語もつなぎとして言うように言ってみた。

 

>2. 文章はできないが、いくらかの単語は知っている

 

いくらかの単語をしっていたので、聞いてみたら、「interesting」や「cow」といった単語は知っていた。しかし、単語を発音する機会がこれまでなかったのが、どうもぎこちなくI think以外の単語は声も小さかった。正しい発音や読み方を知らなかったのだ。

間違ってもいいから言ってごらんは通用しない。発音することに抵抗をもっている。実は彼女は恥ずかしがりやだった。僕の前では練習しないだろう。彼女はギターをひけたので音楽はできる。そのためとにかく音を聞いてマネてもらうのが一番だと考え、下記のサイトのリンクを渡し、発音がわからないものをとにかく聞いてもらった。音楽のようにまねることで幾分が発することに自信をもっていた。

http://ja.forvo.com/

英語の発音をしてもらうには音楽になれることが一番だと考えて、一緒に洋楽を探したのだが、なぜかはまってしまったのはこれだった。

www.youtube.com

 

>3. 簡単な英文読解はできて、かつ文章は理解できているようだ

 

文章は理解できていた。問題は疑問文だった。be動詞から疑問文の作り方まで教えたら、どうやら理解してくれた。ここは割と問題なかったがなぜ疑問文を覚えなかったかはいまだに謎である。

 

>4. 質問で相手が言っていることも理解できているようだ

リスニングもできる。むしろ同じ点数の人たちよりはるかにできている気がしていた。耳から聞いたものを脳で処理するのが少し苦手なようだったので聞き取ったら、紙に書いてもらうようにした。文章だと、理解できるのでまずは目で理解してもらう。耳での理解は後回しにしよう。

 

>5. なぜか単語をつなげただけの文章(?)は言葉にしようとしない

話せない一番の理由はここだった。前置詞とかがあるのはリーディングから知っているので文章にして言葉に発するのをなぜか嫌がっていた。これはさすがに手を焼いた。前置詞....そこで授業の教材を使って前置詞なしの文章を用意して前置詞をあてるゲームをした。これだけは少し私も時間をとってあげた。1~4は横から口出すだけだったが、一緒に勉強をしてみた。前置詞を言わないで話すゲームをしたが、なかなかできない。なぜなら前置詞が何かわかっていなかったからだ。

そこで、あきらめた。

自分で作文はしなくていいからとにかく既存の文章を読んで暗記するように言った。覚えてもらったら、なんとかなるだろうと思った。結果5つくらい文章を覚えてくれてそれで会話がある程度できるようになっていた。

結果はいかに。

実は、思った以上に伸びなかったのである。一日10分くらいアドバイスするだけでは不十分だった。僕も本気で指導していなかったから当然である。だが2つだけ学んだことがあった。かわいい子でも自信のないことがあるということ。

という冗談はおいて、とにかくルールとか理解するよりも単語を詰め込み、それを発音ごと暗記する方が効果があるということだ。単語数に比例して、英語ができるようになったいたことは間違いなかった。今回のことはあまり指導実績ではないが、思い出してしまったので雑記としてのこした。

それでは、さようなら。