勉強につまずく人のための英語学習ブログ

TOEICを3カ月で400点から900点にあげ、外資系企業に入ることができた筆者の体験を元にした英語学習ブログです。

「a」と「the」の用法が分からないあなたへ。何が違うのか解説します。

「a」と「the」の用法の違いはかなり難しいですよね。Googleで検索しても腑に落ちない部分がたくさんあったのですが、別の機会に論文関連のサイトをあさっていたときに発見して納得した記事がありました。科学英語のサイトですが、一般英語にも適用できる内容なので大変参考になります。

コミュニケーションの基本は相手が知っていることを考慮することだ - 科学英語を考える - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

aとtheの違いはいったい何?

東京大学大学院理学系研究科の先生の外国人の先生が事例をあげて説明してあります。

Can you help me? I'm looking for the department store.

初対面の道を探している外国人にこう尋ねられて先生はとても困ったそうです。(外国人が日本で外国人に質問することも驚きましたが)

「the」というのはあらかじめお互いに知っている状態でしか使えないため、初対面で文脈もないまま使うと困ってしまうそうです。

Can you help me? I'm looking for a department store.

このように聞かれていたら、どこでもいいからデパートを探してほしいという意味になり、意味が通じます。theを使ってしまうことで、もしかしたら「日本に来たら絶対外国人が行くべきあの有名なデパートだよ!」とか「中国人なら最初に行けと国から言われているあのデパート」みたいな文脈があるかもしれないため、ネイティブからしたら怪訝に思うかもしれないわけです。尋ねた方はどこでもいいから行きたかったのにも関わらずです。

科学英語から見る「a」と「the」の違い

少しレベルアップして、科学英語における「the」と「a」について説明してあるので見てみましょう。こちらに科学英語における用法の違いが説明されてあります。

the は常識を表す - 科学英語を考える - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

 

少々難しい説明になっているので別の文章を用いてかみ砕くと、「a」は一般的に常識とされていることを表します。以下に例を示します。

If a gravitational force acts on the cannonball, it will follow a different path depending on its initial velocity.

 こちらに重力に関する文章があります。文章の意味は理解できなくても大丈夫です。冒頭のIf a gravitional force~の下りを見てほしいのですが、これは重力という意味です。重力は常識とされていますので、 「a」を使うのが正解です。ここで「the」を使った場合は、重力をコントロールできるところで実験をしていてその文脈で 「調整された重力」といった場合には、「the」を使っていいことになります。一般的な重力の話をするときは「a」を使うようにしましょう。「the」を使う場合は読み手が絶対に何のことかわかるものにしないとネイティブは混乱してしまいます。

ついつい私は「the」を使いたくなって、自身が大学院生のときも論文に「the」を多用していたのですが、それは間違いだったわけです。自分の中ではそれは何を指すか明確でも客観的にみたら何を指しているかわからないことが多々あるわけです。論文を書くことは日常ありませんが、自分でライティングをするときは、一般的な常識とされる事象を除くと「a」を使うのが正解です。指示語であるとき、つまり2回目に登場するときのみ「the」を使ってください。

 

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次回は「a」と「the」をそもそもつけるべきときなのかということをお話ししたいと思います。

それではさようなら。

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